伐採 ~エノキ~

皆さん、こんにちは。

それにしても暑いなんてもんじゃないですね。もう既に汗かいて仕事してます。例年の2月なら暑くて汗をかいてもそのあと冷えて寒い思いをするのが当たり前でした。なのでこの時期に汗をかくことに抵抗があります。しかし、今日も汗をかいて夕方に冷えてきて風も強くても全く寒くありません。気持ちのいい春みたいな気温です。今は、良いですが夏が心配でなりません。どうなっちゃうんでしょうか。まあ暑さには滅法強いので僕は乗り越えられえますが、祖母が心配です。

さて、今回のテーマは「エノキ」です。
「元気ですか!?」の人ではありません。
まずは、イ・・・「エノキ」の基本情報から見ていきましょう。

≪基本情報≫
・アサ科エノキ属
・落葉広葉樹
・高木で高さは、5m~30mになり幹の直径は2mに達する
・日本、中国、朝鮮半島に分布
・山地などの明るい場所に生え、神社仏閣などにもよく植栽されている
・枝が横に大きく広がり丸い樹形になる
・開花時期は、4月~5月
・風媒花
・由来としては、諸説あり縁起の良い木を意味する「ヨノキ」が転じた説や実を野鳥が好んで食べることから「餌の木」や枝が多いことから「枝の木」でエノキとする説がある。
・建築用材、家具材、道具材などに使われる
・材質はやや堅めでケヤキと似ている

かなり高く伸びており、送電線に接触してしまいそうでさらに道にはみ出しており伐採して欲しいとのことでこの度、ご依頼を頂きました。樹高が高いといっても「エノキ」の中では、小さい方だと思います。交通量の多い道に面していて、はみ出しているという点が大変な点です。
ここからは、伐採の方法と注意事項を説明していきます。

≪伐採のポイント≫
・伐採と言ってもいきなり根本から切っても良い場合もありますが、今回のように建物があり、道路にもはみ出している場合は出来ません
→今回は特に交通量も多く、車に当てたり人に当てたり当てなくても切粉が当たったりということも考えられます
・まず失敗しないポイントとして1人が切る役、もう1人がサポート兼交通整理役で最低2人で施工したいところです
→僕は、今回は3人で行いました
・安全と目を確保したうえで上にある枝から落としていき太い丸太の棒にします
・次にいよいよ切り倒す工程を考えます
→倒す方向を見極めると倒していい長さがわかって整理され、現状の長さで倒すと何かにぶつかってしまう場合は吊るし切りなどを考えます
・今回は、1回、吊るし切りを入れてから切り倒しました

慣れてくるとこれで大丈夫という判断がどんどん早くなり、効率的になってきます。
場数の多さで全然変わってくると思います。やってみたい人はどんどん首突っ込んで教えてもらうことだと思います。そして自分では、出来ないな危ないなと感じている方は是非ご連絡下さい。お見積、ご相談無料にて承っております。ご連絡お持ちしております。

それではまた明日。
ありがとうございました。