剪定 ~オリーブ~
こんにちは。
今日は、午前中に造園、午後に農業と頭の切り替えの必要な一日でした。
午前の造園では、庭木の剪定と刈込みをやり午後の農業では、サツマイモの温床作りを進めました。二つともにしっかりと目的を完遂することが出来ました。いい感じです。途中、髪の毛が燃えたりアクシデントはありましたが、それを含めて楽しかったです。
さて、今回は「オリーブ」の剪定について解説していきます。
まずはオリーブについて解説していきます。
≪基本情報≫
・地中海原産
・モクセイ科
・常緑樹
・中高木で背丈は2m~5m程度になります。
・実は10月下旬から11月中旬ごろになります。
・葉は、シルバーグリーンでヨーロッパでは平和の象徴として知られています。
・自家不和合性が強く、単独品種では実をつけません。
・風媒花なので風で花粉を媒介します。
・品種間も相互受粉する品種同士の栽培が相性がよく望ましいです。
・実をならせる剪定として、オリーブは翌春に花をつけます。なので新しく伸びた枝を残し、切る枝をきちんと決めて剪定します。
次にオリーブの選定時の失敗しないポイントについて解説していきます。
≪ポイント≫
・剪定適期は、強剪定は2月~3月、間引き剪定は、3月~4月です。
・2月~3月は、休眠期で生育に支障が出にくいです。
・成長速度の速い時期の剪定は、切り口が塞がりにくく樹液や水分の流出が多く、病害虫による被害のリスクが高まります。
・2月~3月には、特に強剪定を行います。
→強剪定とは、そもそもの樹形を変えるくらい大きく切るような剪定です。
→大きく切るので切り口も大きく木への負担も大きいです。
・3月~4月に行う間引き剪定は、見た目を整えるような軽い枝を除去するような剪定です。
→枯れ枝、傷んだ枝、混んだ枝、徒長枝など見た目や今後の生育に不適切なものを軽く落とします。
・実を楽しみたい方は、花芽の位置をしっかりと見極めながら選定しましょう。
・花芽を落としてしまうと当然、実はつきません。
無駄なことってしたくないですよね。
次に、剪定をする意義について書いていきます。
≪なんで剪定するの?≫
・剪定して樹形を維持することのメリット
1,日光と風通しの確保による病害虫の抑制効果が高まります。
2,生育環境に適した大きさに合わせ、近隣トラブルの回避に繋がります。
3,お庭の外観の美化に繋がります。
4,トラブルが起こった時限定よりも定期的なメンテナンスの方が実はお金もかからないです。
ざっとこんな感じでしょうか。
今日はここまでです。
読んで頂きありがとうございます。