刈込み ~シラカシ~
こんにちは。
束の間ではありますが、造園業の閑散期に入りましたので春休みです。5月までは、サツマイモの栽培を進めながらゆっくりします。いいサツマイモが栽培できるように頑張ります。春休みと言ってもあまりやりたいことはないんです。何をしたらいいのかあまりわからないです。本を読んだり農作業したりとやることはそこそこあるので特段、不自由に感じることもないのですが。
皆さんの休みの過ごし方などあれば教えて下さい。
今回のテーマは、「シラカシ」の刈込みです。
ドングリなんかで有名な木なので知っておいて損はないかもですね。それではまず、シラカシについて詳しく書いていきます。
≪基本情報≫
・ブナ科コナラ属
・常緑広葉樹の高木で樹高は20m程度まで成長する。
・カシ類の一種
・和名の由来は、葉の裏側が白っぽいからという説と材が白いからという説がある。
・日本、朝鮮半島、中国に分布、山地に自生している。
・樹皮は緑色を帯びた黒色で表面はなめらかだが、皮目は縦に並び、次第に荒れてざらつく。
・花期は4月から5月
・雌雄同株で果実はドングリ。10月から11月頃に熟す。
・防風林、生垣、街路樹、庭木など様々な場所で見かける。
・移植に強く、刈込みや剪定などにも強い。
・火にも比較的強く、移植と含めて庭木として重宝される。
次に刈込み時の注意点などについて解説していきます。
≪ポイント≫
・剪定適期は、5月~7月と10月~2月の年2回です。
→5月~7月は、枯れている枝の整理、混み合っている部分の整理
→10月~2月は、枝などを大きく切る強剪定を行います。
・新芽が6月頃に出ます。新芽を見て剪定するのもわかりやすいです。
・剪定することにより、樹形の維持、風通しと日光の確保による病害虫の抑制効果が期待できます。
僕の中では、木と言えばシラカシという感じがあります。THE木です。それぞれ自分の中のTHE木ってあるんですかね。僕だけでしょうか。
今日はここまでです。
ありがとうございます。