刈込み剪定 ~コニファー~
皆さん、こんにちは。
今日は大きなイベントがありました。構想から約2年半程度の月日を経てようやく新築6棟アパートが完成しました。お陰様で入居も全て決まって、ありがたい限りです。
何故、2年半もかかったかというと旧法借地権という法律で昔から住んでいる方々への立ち退き交渉からスタートしなければならず、旧法借地権の買い取り交渉に1年半以上を費やし遂にここまで漕ぎつけました。一応、法学部を卒業している成果が出ましたね。造園屋ですけどね。皆さんの中に借地権関係でお困りの際は是非、ご連絡下さいね。相続も割とわかる方です。
さて、今回は「コニファー」の刈込み剪定です。
お庭の植栽に選ばれることの多いコニファーについてまずは、基本情報からです。
≪基本情報≫
・コニファーは、針葉樹の総称
・広義に球形植物門の植物を指し、裸子植物が丸みを帯びた実を付ける。
・狭義には、園芸用の品種を指す。
・世界的には数万種の品種がある。
・日本で生育できるのは、200種程度。
・常緑樹で年間の鑑賞が可能。
・排水の良い場所を好み、日光と風通しのよい場所を好む。
・乾燥に弱く、雑草などに覆われるとその部分は枯れやすい。
基本情報を抑えたところで次は剪定時のポイントです。
これを読んで自信が出てきたら自分で刈ってみるのも楽しいかもしれませんね。
≪ポイント≫
・剪定適期は、新芽の出る前の3月頃がオススメです。
・芽が出ている枝を切ると葉が出てこなくなり木が弱ります。
・夏に葉が増え内側にも密生します。
・樹形をコンパクトに保つには、最低でも年に1回の剪定が必要。
・コニファー系全般に言えることですが、金属を嫌うので鉄の剪定鋏などで切ると葉が茶色くなります。
・コニファー類は、萌芽力(剪定後の再生力)が弱く葉のない部分を剪定すると再生しないことが多い。
丈夫に見えて意外に弱点はありますね。
刈る側からしても見た目以上に葉の量があり、重さもあります。刈って集めると本当にビックリされることと思います。一度是非刈ってみてもいいかもしれません。
それではここまでです。
ありがとうございます。