刈込み剪定 ~キンモクセイ~

皆さん、こんにちは。

もう2月も半分を過ぎて3月になります。暖かさは既に春の感じすらあります。造園の今年度の仕事もあと少しです。まさにラストスパートです。あと少し頑張って少し休んで5月から再始動です。とにかく目の前にある仕事をあとは頑張るのみです。

今日のテーマは「キンモクセイ」の刈込み剪定です。
まずは、キンモクセイの基本情報から解説していきます。

≪基本情報≫
・モクセイ科モクセイ属
・常緑小高木樹
・ジンチョウゲ、クチナシ、キンモクセイは日本三大芳香木
・樹皮が動物のサイ(犀)に似ていることから漢字で「木犀」となり、白い花の「銀木犀」と黄色い花の「金木犀」と区別される。
・中国原産
・江戸時代に日本に雄株のみ渡来。
・普通で4m程度まで成長する。
・挿し木で増やす。
・大気汚染、潮風に強く刈込みにも強い。

とても丈夫で日本の様々なお家の庭で植えられ花の香りを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。今回は、そんなキンモクセイの管理方法について解説していきます。

最も簡単な管理方法として刈込みがあります。
今回は、刈込み剪定の時に失敗しないポイントを解説していきます。

≪ポイント≫
・必要な道具:刈込み鋏、トリマー、熊手
・刈込みとは、好きな形に刈込むことです。例えば、丸い形や四角い形に切り景観を整えます。
・庭木でも4m程度の大きさに育つことが多く刈込み鋏では届きません。棒トリマーと呼ばれる道具を使えばあっと言う間に刈込みが完了します。
・刈るうえで最も大切なのはテッペンです。頭さえしっかりと刈込んでおけば伸びすぎず、景観も維持できます。とにかく平でいいから刈ってみましょう。
・平らに刈れたら次にふちの角を取ります。すると丸くなってきます。

だいぶ丸く小さくなりました。
こんな感じで可愛くシンボルツリーとして維持しておくと長く楽しめます。
是非、皆さんもやってみて下さい。

今日はここまでです。
ありがとうございます。