刈込み剪定 ~フィリフェラオーレア~

皆さん、こんにちは。

今日は異常に暑かったですね。車も窓全開でした。仕事も普通に汗かきました。風が生暖かい感じが春の雰囲気でした。ちなみに明日は、寒いとか。温度差で風邪ひきますね。皆さん、体調管理に木をつけましょう。特に僕のような体が資本の人間は、敏感に成らざるを得ないです。

さて、今回のテーマは「フィリフェラオーレア」の刈込み剪定です。
あまり聞きなれない名前ですが、コノテガシワの小さいやつで写真を見たらわかるかと思います。なのでまずは、写真からです。

写真を見て、なんか見たことあるという方もいるかと思います。
まずは、基本情報から書いていきます。

≪基本情報≫
・ヒノキ科ヒノキ属
・別名:オウゴンヒヨクヒバ
・常緑樹
・「オーレア」とは、「黄色」という意味。
・十分な日当たりがあると黄色の葉を保つ。
・日陰で育てると葉は、黄緑色に育つ。
・耐暑性、耐寒性に優れているが乾燥と湿気に弱い。
・自然樹形のまま、ほっておくと4m程度まで大きく育つ。

基本的には丈夫な植物でお庭の彩りとしても良いアクセントになり、冬でも美しい黄色でいてくれる植物です。管理せずに放任すると4m程度の大きさにまで成長するのは驚きですね。
次に刈込み剪定の失敗しないポイントを解説していきます。

≪ポイント≫
・フィリフェラオーレアを含む針葉樹は、金属を嫌う性質があり鉄製の刈込み鋏やトリマーで刈ると剪定後に葉が茶色くなることがあります。
→2月後半ごろから新芽が出始め、茶色くなってしまった葉をカバーしてくれます。なのでオススメの剪定時期は、2月上旬より前です。
・湿気にあまり強くないため適度な風通しを確保するように剪定しましょう。
・剪定が大変という方は、内側の茶色くなった古い葉を落としてあげるだけでかなり湿気対策になります。

今回は、かなりスッキリさせて欲しいとの依頼で刈込みました。
通り道だったはずがいつの間にかどこを踏めばいいのかわからないような状態になってしまったので改善させて頂きました。

放っておくと4mは、さすがに見たことはないですが基本的に丈夫で成長もしっかりするので皆さんもしっかり剪定してみて下さい。
もちろん我々にご相談も受け付けております!

それではまた明日。
ありがとうございます。