刈込み剪定 ~夾竹桃~

皆さん、こんにちは。

本日は、午前中にサッカーやって、お昼から事務仕事して夜からサッカーという人によっては最高な、人によっては最悪なスケジュールでお送りしております。スケジュール組んだのは僕なので文句の言いようはないのですが、体が痛いです。でも最高に充実した一日といえます。
ありがたいことに明日、地球がなくなるとしてもどの日でもいいというくらいに充実しています。

皆さんにとって最高な一日は、どんな日ですか?もしよかったらInstagramなどで教えて下さい。

今回のテーマは、「夾竹桃」の刈込みです。
ご存じの方も多いかと思いますが「夾竹桃」には、毒があります。いくつか注意点がありますので書いていきます。

≪夾竹桃の特徴≫
・キョウチクトウ科キョウチクトウ属
・常緑低木
・インド原産で日本には中国を経て、江戸時代に渡来したと言われている
・6月~9月頃に開花
・葉、花、枝、根などの全ての部分に青酸カリよりも毒性の強いオレアンドリンを含んでいます
・口に入れると死に至ることもあります
・致死量は成人で夾竹桃の葉5~15枚と言われています
・葉の裏側の窪んでいる部分の内側に毛が生えておりフィルターの役割をしています
・フィルターの役割は、排気ガスなどの有害物質を防ぎます
・公害に強いという面を評価され、高速道路や工場の緑化に使用されます
・素手で触れた場合のみでも皮膚が炎症を起こします
・枝や葉を燃やす行為も大変危険で煙が有毒ガスとなり吸引すれば下痢や嘔吐を引き起こします


今回、刈込み夾竹桃の写真です。
なかなかの伸び具合ですね。
ここからは夾竹桃の剪定について書いていきます。

≪剪定のポイント≫
・剪定適期は、9月~10月の花が終わるころ
・伸びすぎている枝や日光を妨げる不要な枝を整理するように剪定する
・毒性が強すぎて危険なため、長そでの服、手袋、ゴーグル、マスクなど皮膚につくリスクをとことん減らすような工夫が求められます

ポイントというよりは単純に毒をどれだけ回避するかが肝であります。


今回、刈った姿です。
なかなかスッキリと刈込みました。
正直、あまり近くで作業したくないので棒トリマーで遠くから刈込みました。

夾竹桃の扱いには本当にご注意ください。
自分で剪定する選択肢はあるようでオススメはしません。
剪定で出たゴミですら危険です。プロに依頼してプロに処分してもらうことに限ります。

もしお庭の夾竹桃でお困りの方がいらっしゃいましたらご相談ください。

それではまた明日。
ありがとうございました。