抜根 ~チェーンブロック2~

皆さん、こんにちは。

ついに横浜にも雪予報が出ました。こんな暖かい冬の雪予報だからどうせ降んないべとか思っているときに限ってめちゃくちゃ降るんですよね。そうすると次は、ブログにこうやって書いたから降らなかったみたいなこともありますよね。占いとか予言ってこの延長線上にある気がしてます。でも、安心してください。僕、都合のいい予言と占いの結果めちゃくちゃ信じます。都合の悪い奴は、無かったことというかそもそもいい結果になるまで引き直します。多分、究極のポジティブです。

さて、そんな究極のポジティブ人間の心を折りに来るのが今回のテーマです。
今回のテーマは昨日からの続きで「抜根」です。しかも、今回は重機を使うレベルの木に手で挑みます。

それではまず、今回抜根する木です。どうぞ。


具体的な大きさが分かりにくいのですが、直径40cm程度です。
皆さん、見てくれに騙されてはいけません。こいつバケモンです。
掘ったらわかりました。完全に自然をなめてました。痛い目を見ました。
どうぞ皆さん、ここからは中島みゆきさんの「地上の星」を流しながら読んでください。

≪全体像の把握≫
さて皆さん、抜根と言っても全体像を把握し、どういった措置が必要か正しく判断しなければなかなか抜けません。僕の判断基準を箇条書きしました。
・木の幹回りの太さ
・木の品種
・浅植えか深植えか
・土の状態
この辺が判断基準になります。
だがしかし、掘らないと全くわからない。根っこがどこにどうやって伸びているかわからないです。そして、掘ったら楽だったと思えることを願って掘ります。そして、今回はとんでもなく大変でした。

まず、そもそも土じゃなかったです。掘ったら大量の石が出てきてスコップが入りません。一顧で30キロ以上ある男梅みたいな石まで出てくる始末です。
そして肝心の木自体の根っこですが、なんと太ももみたいな根っこが1本じゃありません。何本も出てくる始末です。

チェーンブロックがいかに優秀といえどもさすがに太刀打ち出来ません。
とにかく掘って掘って掘りまくって出てきた根っこを片っ端から切っていくしかありません。ちなみに土を切るとノコギリもチェンソーも一瞬で使い物にならなくなります。萎えます。恐ろしく萎えます。萎えながら掘った激闘の最中の写真をどうぞ。


ちょうど太もも根っこを切っている時の写真です。
爆弾でも落ちたんじゃないかというような、ドラゴンボールでしか見たことのないような穴が広がっています。でもこうするしかなかったのです。そして、また似たような依頼が来れば喜んで同じことをやります。やるしかありません。というかやればやるだけ進むので最早楽しいです。やせ我慢ではありません。まあでも一人で作業していないという点は大きいのですが。

そんなこんなで目に見える太い根っこをあらかた切断し、木の真下にトンネルを開通することに成功した我々は、いよいよチェーンブロックを発動することに決めました。
もうここまで来てしまえば簡単です。勝利したようなものです。ちなみにここまで来るのに5時間程度かかってます。


うぉりゃーーーーーーーー!!
あんなにみんなで喜んだのは久しぶりでした。
この木だけで300キロ程度はあると思います。
何とか勝利しました。


最後に整地して終了です。

皆さん、このブログを参考に是非抜根にチャレンジしてください。
自信のない方、抜根して欲しい方、その他でお困りの方、なんでもご相談ください。
お見積無料です。

それでは大変なシリーズでしたが書きごたえがありました。
また明日。ありがとうございました。