剪定 ~シャクナゲ~

皆さん、こんにちは。

一昨日と昨日のサッカーによって足の筋繊維が破壊の限りを尽くされ、コアラのようにしか動けない否、コアラさんにも失礼なくらい動けない野口です。やはり二日連続のサッカーは、危険ですね。しかし、これで反省してもう二度とやらないなんて選択肢はありません。つまり足の筋繊維以上に脳みその筋繊維がやられちまっているということです。

さて、そんな脳筋ブログの今日のテーマは「シャクナゲ」の剪定です。
まずは「シャクナゲ」の基本情報から見ていきましょう。

「シャクナゲ」
・ツツジ科ツツジ属
・北半球の亜寒帯~熱帯山地に分布。特にヒマラヤ周辺に非常に多くの種が分布。
・常緑広葉樹。
・樹高50cm~5m程度。
・開花時期は、4月~5月にかけて。
・花の色は、白か赤の系統が多いが、黄色系統もある。
・咲き終わりに花がら摘みを行うと翌年の花が良くなります。
・葉にグラヤノトキシンという痙攣毒を持ち、接種すると吐気、下痢、呼吸困難を引き起こす。
・葉に利尿、強壮作用があるとして接種する人がいるがこれは間違いで、シャクナゲに薬効は存在しないです。

毒があるんですね。園芸品としてお庭に植わっていることの多い木なので知識って大事ですね!

さて、ここからは剪定です。
まずは、剪定前の写真です。


≪依頼内容≫
なかなかもっさりはみ出してきているので大胆に剪定して欲しいとのことです。
また、上の方が電線に当たりそうなので当たらないように高さも下げます。

≪剪定時の注意点≫
・剪定適期4月~7月です。暖かい気候時がシャクナゲの成長期のためダメージが少ないです。
・成長の妨げとなる枝を排除し、新芽をつけさせるように剪定します。
・花がら摘みのスピード感で翌年の花が変わります。
・花が終わった直後に芽の位置を見て切り戻し選定をします。

基本的にあまり剪定というよりは花がら摘みを意識した管理が主流ですね。
今回、僕は高さを抑えるために切り戻し剪定をたくさんしました。
それでは写真です。


スッキリとという依頼もありだいぶスッキリと剪定しました。
高さもだいぶ抑えて気持ちがいいです。

花がら摘みや切り戻し剪定、ぜひ皆さんも参考にやってみてください。
もし自信がなかったり難しいという方がいらっしゃいましたら、お気軽にお声かけください。
小さなことから大きなことまで何でも構いません。
笑顔でお待ちしております。

それでは今日はこの辺で。
また明日。ありがとうございました。