アパート外構 ~キンモクセイ伐採~

皆さん、こんにちは。

今日も雨です。雨だったので畑で段ボールを野焼きしてました。焚火っていいですよね。焚火は、火を見ているのも音も匂いも大好きです。造園をやっていると大量の木が手に入ります。これはもう焚火するしかありません。特に冬は、焚火で暖をとらないと冬になった気がしません。

さて、そんな今回は、キンモクセイの伐採です。
伐採によって大量に出る薪を1年放置すれば立派な燃えやすい木の出来上がりと考えるとヨダレが出ますね。
まずは、伐採前の写真です。


高さにして3m程度です。
隣が駐車場で車に当たると大惨事です。もちろん建物に当ててもいけません。
倒す方向はこの1.5m程度の細い道の中で完結させます。今日は、その場合の失敗しないコツについて書いていきます。

技術だけなので文章で説明すると陳腐です。簡単に説明すると、倒す方向に「受け口」という切り込みを入れます。切り込みの形は、二等辺三角形のような形です。絶対に倒したい方向に向かって「受け口」を入れてください。人もヘソが向いている方向に進みます。ヘソ曲がりは真っ直ぐ歩きません。とにかく皆さんのヘソのように倒したい方向に真っ直ぐです。

そして次に、「受け口」の反対側から「追い口」を入れます。「受け口」の真ん中くらいをめがけて切っていきます。

大きい木の場合は、チェンソーやノコギリが途中で挟まり動かなくなりやすいです。なので「追い口」を入れる時に1人でない場合はロープなどでけん引する、1人の場合は、クサビを打ち込みます。

伐採後に幹を地際で切り直して終わりです。

※「受け口」だけで倒れる方向が完璧に確定するわけではありません。木の状態、重心、風や傾斜、その他様々な要因で倒れる方向は決まります。人力のロープでけん引にも限界があり、木によって必要な道具や技術も変わってきます。人も死にます。最新の注意が必要です。

さて、そんなこんなに注意して切ってみました。
写真です。


6本くらい切りました。だいぶすっきりしましたね。
皆さんも伐採する際には十分に注意してやってみてくださいね。

それではまた明日。
ありがとうございました。